2018年12月19日
琉球びんがたシンポジウム開催
市場の縮小、職人の高齢化・後継者不足、デザイン模倣の実態等、伝統工芸を取り巻く課題は、工芸に関わらない私たちには関係のないことかもしれません。
しかし、豊かな沖縄は、受け継がれてきた琉球文化である伝統工芸・芸能、歴史、自然を大切にし、次世代に伝えて行くことで持続可能となります。
琉球びんがたには、“わかりやすい沖縄のイメージ”と王朝文化としての“高級感”があります。そんな伝統工芸を活用することで、職人の抱える課題を解決しつつ、事業者の販売促進やPRに役立てる地域活性化の新しいカタチが存在します。
本シンポジウムでは、慶應義塾大学より岸博幸先生をお招きし、大きく変わりゆく現代における伝統工芸に関し講演頂きます。
また、パネルディスカッションでは、沖縄における工芸の地域課題を明らかにし、琉球びんがたにおける課題解決の方向性に関し、各界の有識者をお招きし議論を深めます。
最後に、この度設立された琉球びんがた普及伝承コンソーシアムも紹介します。