2022年06月01日
【5/25授賞式&シンポジウム開催しました】琉球びんがたネクストデザインコンペティション2021-2022
2022年5月25日(水)に、本土復帰50周年記念事業として、琉球びんがたネクストデザインコンペティション2021-2022の授賞式&シンポジウムを開催いたしました。
本コンペでは、「琉球びんがたを次の100年先まで残していくために」をテーマに掲げ、琉球びんがたの新たな可能性を目指し、作品の商品化、著作権を作者に帰属するという形で、紅型作品を募りました。
今回、初の試みとなったコンペですが、2021年10月から応募をスタートし、県内外から30作品の事前エントリー、そして20作品の提出があり、審査員並びに協賛企業により作品を審査させていただきました。
グランプリ・準グランプリは審査員5名により慎重に選考した結果、
グランプリに坂本希和子さんの「蓮華丸繋模様」、準グランプリには松田三奈愛さんの「祝祭」が選定されました。
グランプリ
▲(左:琉球びんがた普及伝承コンソーシアム 屋富祖幸子代表理事/右:坂本希和子さん)
▲(左:モモト編集長 いのうえちず様/右:松田三奈愛さん)
この2作品は、賞金の授与のほか琉球びんがた普及伝承コンソーシアムとのコラボ商品を開発する予定です。
また、協賛企業により選出される企業賞は下記の8作品が選定されています。
企業賞に選出された作品は、協賛企業とのコラボレーション商品の開発を進めていく予定です。
2022年11月16日の「いい色・琉球びんがたの日」にて、各プロジェクトの進捗発表を行います。
応募いただいた20作品は6/28~7/4の間パレットリウボウ8階にて展示会を予定しております。
授賞式アーカイブはこちらからご覧いただけます。
また、今回は授賞式だけでなく、デザイン思考を学ぶ基調講演、知財の活用に関するパネルディスカッションと3部構成で開催致しました。
授賞式後の基調講演では、クリエイティブディレクター兼デザイナーの小林新也様をお招きし、「誰のためのデザイン」をテーマに基調講演を行っていただきました。
パネルディスカッションでは、紅型職人、弁理士、デザイナーの観点から知財の活用についてディスカッションを繰り広げました。
パネリスト:
小渡 晋治氏 琉球びんがた普及伝承コンソーシアム事務局長
知念 冬馬氏 知念紅型研究所 十代目当主
小林 新也氏 合同会社シーラカンス食堂 /MUJUN 代表社員
金井 倫之氏 知的財産研究教育財団 Fashion Law Institute Japan 事務局長
パネルディスカッションと基調講演は1週間限定でアーカイブ動画を配信しております。
〇基調講演(6/6~6/12)
https://youtu.be/Z9kvuWywu6c
〇パネルディスカッション(6/6~6/12)
https://youtu.be/g8qhIJJUi_M
本コンペティションは、ご応募いただきました皆様、開催にご協力いただきました協賛企業、審査員、その他関係者の皆様のおかげで無事コンペを終え
ご協力いただき誠にありがとうございました。
メディア掲載
琉球新報(2022/5/27)
協賛企業:沖縄セルラー電話株式会社/オリオンビール株式会社/オークツ株式会社/株式会社okicom/株式会社セブン‐イレブン・沖縄/株式会社日進商会/日本トランスオーシャン航空株式会社/琉球アスティーダスポーツクラブ株式会社
後援:沖縄県/沖縄県教育委員会/公立大学法人沖縄県立芸術大学/那覇市/内閣府沖縄総合事務局
審査員:琉球びんがた普及伝承コンソーシアム・琉球びんがた事業協同組合理事長 屋冨祖幸子/琉球びんがた普及コンソーシアム事務局長 小渡 晋治/沖縄県立芸術大学 美術工芸学部 デザイン工芸学科工芸専攻 教授 名護 朝和/雑誌「モモト」編集長 いのうえちず/合同会社シーラカンス食堂・MUJUN 代表社員・クリエイティブディレクター・デザイナー小林新也