本コンソーシアムメンバーが保有する型紙及び手染めのびんがたをデジタル画像素材として提供。これまで紅型職人は、染の工賃で生計を立てていました。本事業では、琉球びんがたの持つデザイン性に着目し、それ自身が持つ価値を、会員の皆様に利用しやすいよう整備します。魅力的でシンボリックなびんがたの素材を、本サイトと連携する琉球びんがたデザインストアにて販売します。
デザインストアサイトは下記リンクよりご確認ください。
琉球びんがた普及伝承コンソーシアム 活動内容
ライセンス事業
普及販売事業
事業を通して製作された商品には、本コンソーシアムのロゴマークの活用を推奨。手染め・プリント物等、様々な商品を提供していきますが、ロゴマークの活用を通して、琉球びんがたのブランディングを進めます。また、本コンソーシアムでは、企画から販売まで一貫した支援を提供。共同受注や共同販売、イベントの企画を通して、新販路開拓に繋げます。
技術伝承事業
今、日本では様々な伝統工芸の技法が消えて行っています。職人の技法を記録しなかったことが、大きな要因です。つまり、作品・商品は後世に伝わるものの、それらを作った技術・技法、またそれらを可能にした道具がわからなくなっているのです。本コンソーシアムでは、世界的に評価されている琉球びんがたの工程、技術を動画や文章で記録。琉球びんがた関係者には、若手職人の教育素材として活用していただきます。そのほかの皆様には、琉球びんがたをより深く理解してもらうために、適宜情報を公開。技術の伝承事業にも力を入れていきます。
知財モニタリング事業
琉球びんがたの職人にとって、自らが生み出したデザインを「知財」として守っていくかということは、重要なテーマのひとつです。これまで琉球びんがたにおいては、知財のモニタリング活動は十分に行われてきませんでした。本事業では琉球びんがたのデザインを収録。これらをモニタリングすることで、適切な知財の利用を促していきます。これが職人、およびクリエイターの創作活動の支援につながっていくのです。